
こんにちは、Thinkerです٩( 'ω' )و💚
最近、ニュースを見ていてざわっとすることが増えました。
外国人による犯罪、刃物での無差別攻撃、通り魔——「日本はもう安全ではないのかも」という空気が、じわじわと広がっている気がします。そしてその流れの中で聞こえてくる声——「警察にもっと強い武器を持たせるべきではないか」「一般市民も身を守る権利があるのでは」。
Thinkerはこれを聞くたびに、胸の中に静かな「待って」という声が生まれます。
かつてワイオミング州に住んでいたことがあります。アメリカの中でも特に銃文化が根付いた地域。あの生活を肌で知っているからこそ——「銃を入れることで日本が何を失うか」が見える気がするんです。
これはThinkerの個人的な意見記事です。正解を押し付けたいのではありません。ただ、流れに乗って「そうだそうだ」と言う前に、一緒に立ち止まって考えてほしい。そんな思いで書きました。
それでは、Let's Think Together! ٩( 'ω' )و💚
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- 今、日本で何が起きているのか
- Thinkerがワイオミングで見た「銃のある日常」
- 銃が入ることで失われる「日本の心」
- 銃を増やして本当に解決するのか——6つの問い
- 本質の問いへ——なぜ「銃があった方が安心」と思わせる社会になっているのか
- Thinkerが大切にしたいこと
- まとめ
- ✍ Thinkerよりお知らせ
今、日本で何が起きているのか
先ほども、亀有で刃物を持った男性を警察官が対応している動画が拡散されているのを見かけました。こうした投稿のコメント欄を覗くと、
「警察官にもっと武装させるべき」
「銃を撃たせてあげるべき」
など、警察官がもう少しアグレッシブに対応すべきというような声がチラチラ見えます。市民の安全が脅かされている時に、警察というフロントラインの壁がしっかり安全であるべきと思うことは自然なことだと思います。
でも、銃をもう少し使用しやすくしようというような意見は、Thinker的にとても心配になります。とりあえず、まず現状を確認してみましょう。
警察庁の発表では外国人犯罪が2割増し
警察庁の発表によると、2024年に摘発された来日外国人(永住者らを除く)による犯罪は2万1794件、前年比20.5%増で2年連続の増加。国籍別ではベトナムが最多で、技能実習生制度の過酷な労働環境や低賃金が背景にあると指摘されています。(¹)
ベトナムに関しては、SNSで目撃投稿が多く観られます。これは素直に警察の発表が我々の市民の目にも届くほど、20%以上も犯罪率がアップしているので、避けられない現実がそこにはあるように感じます。
在留外国人の増減と犯罪の増減には相関関係がないのか
一方、刑法犯全体で見ると——在留外国人数が2000年の168万人から2024年の376万人へと倍増しているにもかかわらず、刑法犯の認知件数は長期的に減少し、低水準を保っています。「在留外国人の増減と犯罪の増減には相関関係がない」という分析もあります。(²)
増えているのは事実。でも「外国人が増えたから日本が危なくなった」という単純な図式は、データが示す現実とは少しズレています。Thinkerはここを丁寧に見ておきたいと思います。
そして今、こうした背景の中で「警察の武装強化」「一般市民の護身用銃所持」を求める声が一部で上がっています。
でもThinkerは問いたい——それは本当に「日本らしい答え」なのか、と。
Thinkerがワイオミングで見た「銃のある日常」
ワイオミング州は、アメリカの中でも特に銃所持が当たり前のような州のひとつです。20年前くらいから訪れ、のちに居住していたのですが、バックグラウンドチェックをパスできれば、お店で簡単に購入できます。
Thinkerが、そこで見た日常の光景が、日本とまるで違いました。
たとえば——市有地(公有地)に人が入っただけで、地主や近隣住民が銃を持って対応するのが「当たり前」なんです。
土地がものすごく広いので望遠鏡で土地の敷地を跨いで入ってくるのを見たら銃を持って自ら対応しに行くという感じでした。いちいち警察に電話して来てもらう感じではなかったです。
「不法侵入者への警告」に、当然のように武器が伴う。スーパーの駐車場でも、銃を携帯している人がいる。それが「普通」の世界。
最初は驚きました。でもやがてわかってきたのは——あれは「習慣」もしくは「風習」なんだということ。もちろん州によって異なります。それもまたアメリカならではですよね。
銃が先にあって、それに合わせて人の「心」が形成されている。
「身を守るのは自分自身」「信用できるのは自分の銃だけ」という前提が、コミュニティの空気の底に流れているようでした。
それがいいとか悪いとか、そういう話ではありません。でも——日本人が持つ「心」とは、根本的に違うと感じました。
日本の「心」は、まず「間」なのかもしれません。まず、なぜそうなっているのか。それを探るワンテンポがあります。そして、対話ではないでしょうか。
まず、すぐ敵視だけをするのではなく、相手を信じること。コミュニティで支え合うこと。「和(わ)」を大切にすること。
その汲み取る「心」が、日本の治安を世界トップクラスに保ってきた根っこだとThinkerは信じています。
銃が入ることで失われる「日本の心」
Thinkerが一番恐れているのは、銃が入ることで「日本の心」そのものが変わってしまうことです。
すでに食べ物は西洋化しています。衣服も西洋化しています。ライフスタイルも、価値観も、少しずつ西洋の形に近づいています。特にSNSが浸透している現代社会では、考え方も少しずつ変わって来ているのかもしれません。それ自体が全面的に悪いわけじゃない。でも考えなければならないのは、銃は「物」ではないということ。
哲学に置き換える
銃を「哲学」で解釈してみようとしてみると、「自分を守るのは自分だ。それを可能にするのは力だ」という哲学が浮かんできます。
「話し合いより、力が勝る」という前提になりがちですよね。それが社会に入り込んだとき、人と人との関係性の根っこが変わる——。
日本は江戸時代、豊臣秀吉の「刀狩り」以来、「武器を統制することで社会秩序を維持する」という哲学を持ち続けてきました。そして第二次世界大戦後、平和憲法と共に「世界でも例を見ない銃規制の厳しい国」を作り上げたという背景があります。(³)
戦争時代はめちゃめちゃ銃を持って戦うという意識だったのに、銃を日常生活に浸透させず、人と戦うための道具という認識だったのでこれまで銃を必要とするという考えがなかったのかもしれません。終戦と共に銃規制がかかって、かえってよかったのではないかとThinkerは個人的に考えています。
「銃がなくても機能する社会」は、それは日本の誇りだとThinkerは思います。人類が手にしてきた最も美しい成果のひとつだから。
銃を増やして本当に解決するのか——6つの問い
① 警察が銃を増やせば、民間の銃も増えないか
「警察だけがもっと武装すればいい」「もっと銃を使いやすくすればいい」という意見があります。でも社会はそんなにシンプルではなさそうです。
銃が「問題解決の手段」として認識された社会では、市民も「なぜ自分たちは持てないのか」と感じ始めます。欧米のように「警察を待つより自分で守りたい」という声が生まれるのではないでしょうか。実際に多くの銃社会がそのプロセスを経てきました。「警察の武装強化」は、民間への銃拡散への第一歩になりかねない——Thinkerはそれを危惧しています。
② 「目には目を」の連鎖にならないか
銃には銃を——。
警察が銃を持ったとき、犯罪者はより強力な武器を求めます。銃を持った犯罪者への対策に、より多くの銃が必要になる。このエスカレーションの連鎖が、銃社会の現実です。裏社会も取引をより活発になるのではと怖くなります。
2018年の統計で、日本での銃器による死亡者は年間9人。同じ年のアメリカは3万9740人でした。(⁴)日本の人口は米国の約4割。この差は偶然ではなく、「銃が少ない社会を守り続けてきた」結果です。その均衡を崩すことのコストは、取り返しがつかないかもしれません。
銃、必要だと思いますか?
③ 憲法改正への後押しにならないか
「治安維持のために」「国民を守るために」——
こういった言葉は、時として憲法の平和主義を変える動きの後押しに使われてきました。
たとえGHQの指示の元作られた日本国憲法だとしても、その上日本人が培って来た平和主義は、戦争の痛みを経た人々が命をかけて守ろうとした遺産です。銃の拡大を「安全のため」と位置づけることが、改憲の文脈と重なっていくとき——Thinkerは「これは社会の方向性を変える問題だ」と感じます。(⁵)
かつて、子供の頃祖母から聞いた戦争時代の話、本当に心が痛いですし、怖かったです。子供だったので夢でうなされたのを覚えています。絶対に人が人を〇〇してしまう社会なんて、ダメです。怯えて、飢えて暮らすことがついこの前まであったのです。そんなの絶対嫌ですよね?私たち日本人って、それを学びましたよね?
④ 学校や人の集まる場所での乱射が起きないか
アメリカでは年間何十件もの学校での銃乱射事件が起きています。ちなみに、ここタイでも学校での銃事件が増えています。銃が社会に存在すること自体が、「銃を使った大量殺傷」の可能性を生む——これは残酷な現実です。実際、銃で守られたいのに、やられている...。他国から学ばなければなりません。
日本の子どもたちが通う学校に、そのリスクが持ち込まれる社会を、Thinkerは望みません。絶対に。子どもたちの教室に、銃の影を落としてはいけない。これは、多くに日本人が思うことではないですか?
⑤ 外国の銃産業が介入してこないか
「銃を入れる」ということは、銃というビジネスを入れることでもあります。
アメリカの銃産業は巨大な利権を持ち、政治に深く介入してきました。日本に銃市場が生まれれば、外国の銃産業資本が日本の政治・社会に影響力を持つようになる可能性があります。「安全のため」と言いながら、外側から日本社会の構造を変えていく——Thinkerにはそういう懸念があります。
⑥ 「外国人が増えたから」は本当に正しい前提か
ここは冷静に見たい部分です。
来日外国人による犯罪が件数として増えているのは事実。でも同時に、在留外国人数そのものが大幅に増え、日本全体の刑法犯認知件数は長期的に低水準を保っています。(²)でも、これは”今は”というお話にしておきたいです。
もし「外国人が増えたことで犯罪が増えた」が問題なら、答えは入国審査の厳格化や在留管理の強化であるべきではないでしょうか。もちろんそれだけではじゅうぶんではないかもしれないですが、少なくとも技能実習生制度の劣悪な環境を改善することには繋がりそうではないですか?本当に真面目に働いている外国人もいますからね。
入り口の整備、厳格な審査をすっ飛ばして「だから銃が必要だ」と結論づけることは——「外国人に合わせて日本を変える」という完全な他人軸の発想だとThinkerは感じます。そういった軽率な考えは日本人はしないと思うのですが、此処最近なんだか死レーっと物事が決まってしまっているように感じています。
とにかく、もしも銃に関して緩和されるようなことが決まって終えば、これでは、犯罪レベルに合わせてどんどん武装していく、最悪のいたちごっこになりかねないと感じています。どんどん治安は悪化していく前提になっていきますよね。
問題の根っこを見ずに、武器で対症療法をすることの危うさ。そこに目を向けてほしいんです。
銃って、今では狩猟に使いますが、日本人ってそもそも昔から銃なくても生活を営んできました。それでは機能しない社会になっていることがそもそもおかしいのではないでしょうか。
本質の問いへ——なぜ「銃があった方が安心」と思わせる社会になっているのか
Thinkerが一番問いたいのは、ここです。
「なぜ、今の日本で『銃を持ちたい』と思わせるような空気が生まれているのか」
不安を感じる社会。
信頼が薄れていく社会。
「自分の身は自分で守るしかない」という孤立感。
コミュニティのつながりが弱くなっていく社会——。
銃への需要は、その不安の症状なのかもしれません。原因ではなく、結果。
だとしたら、銃を増やしても不安は消えない。むしろ「銃がある社会の不安」が新たに生まれるだけ。
日本の警察はこれまで、銃に頼らず、対話と説得と拘束という方法で治安を守ってきました。世界的に見ても驚異的な水準でです。それが機能してきた背景には、社会の信頼、コミュニティの絆、そして「和」を大切にする文化があった。
今必要なのは銃ではなく、その「信頼」と「つながり」を守ること、そして取り戻すことではないでしょうか。
Thinkerが大切にしたいこと
ワイオミングでの生活は貴重な経験でした。銃社会を否定したいのではない。あれはあれで、その文化・歴史・哲学の上に成り立っている。
でも——それは日本の「心」ではない。
日本人が何百年、いや何千年もかけて育ててきた
「和の心」「対話の文化」「思いやり」「おもてなし」——
これは世界が羨む日本の宝です。
食べ物も衣服も西洋化してきた。でもせめて、「心の形」だけは守りたいとThinkerは思います。
「銃がなくても機能する社会を維持すること」——それが今、日本に問われている最も大切なことだと、Thinkerは信じています。
皆さんはどう感じましたか?ぜひ、自分なりにいろいろと考えてみてください!
それでは、また次回!Let's Think Together! ٩( 'ω' )و💚
まとめ
① 2024年の来日外国人犯罪は2万1794件・前年比20.5%増で増加傾向。一方、在留外国人数の増減と刑法犯全体の増減には相関関係がなく、日本全体の犯罪件数は長期的に低水準を保っている
② Thinkerはワイオミング州の銃社会を肌で経験。市有地への侵入者に銃で対応するのが「日常」の世界——それは文化であり哲学であり、日本人の「和の心」とは根本的に異なる
③ 銃が入ることで失われるもの:「対話・説得・信頼でつながる社会」という日本固有の「心」。食・衣服に続き、心まで西洋化させてはいけない
④ 6つの懸念:警察の武装が民間の銃拡散を招く/「目には目を」の連鎖/憲法改正への後押し/学校乱射のリスク/外国銃産業の介入/「外国人のせい」は問題の本質ではない
⑤ 来日外国人の犯罪が問題なら答えは入国審査の厳格化・在留管理の強化・技能実習生制度の改善であるべき。「だから銃が必要」は他人軸の発想
⑥ 本質の問い:「なぜ銃があった方が安心と思わせる社会になっているのか」を問うべき。銃への需要は不安の症状であり原因ではない
⑦ 「銃がなくても機能する社会を維持すること」が今の日本に問われている最も大切なこと。日本の警察が培ってきた「対話・説得・拘束」の文化は、世界に誇れる宝💚
【脚注・参考資料】
¹ 日本経済新聞「来日外国人の犯罪2割増、2年連続で増加 窃盗が最多」(2024年来日外国人犯罪統計・国籍別内訳・技能実習生制度との関連)
² Teichaku Japan「『外国人の増加で治安が悪化』は事実?」(在留外国人数と刑法犯認知件数の相関分析・長期トレンドの検証)
³ 神奈川県警察「シャットアウト・ガンズ・かながわ」(日本の銃規制の歴史・刀狩りから現在まで・江戸幕府・明治・戦後の変遷)
⁴ CNN.co.jp「日本の厳しい銃規制法、銃撃事件はまれ」(日本の銃器による死亡者数9人 vs 米国3万9740人の比較・100人あたり銃所持数・日本の銃規制の概要)
⁵ 雑学スタンド「世界の銃規制を比較:アメリカと日本はなぜこんなに違う?」(日本の銃規制と平和憲法との関係・文化的背景・各国銃規制の比較)
免責事項
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